農業共済ご加入者の声

中村 孝之さん

園芸施設共済は、営農継続のための大切なアイテム

中村 孝之さん 輪菊ビニールハウス10棟 浜松市中央区
2018年の台風24号での被害をきっかけに、2019年から園芸施設共済に加入しています。
被覆材の強度が上がったことで、骨材に負荷がかかるようになり、曲がってしまう被害が増えているという実感があります。さらに、これまでは想定していなかった土砂崩れや倒木など、あらたなリスクも年々増えています。
このようなリスクに備え、営農を継続するために、園芸施設共済は大切なアイテムのひとつです。
小関 晴美さん・弥八さん

前を向いて次のステップに進むことができました

小関 晴美さん・弥八さん いちご10a、シャインマスカット6a 牧之原市
2021年5月1日、竜巻とみられる突風が発生し、6棟が損壊、うち3棟は全壊しました。これまで、数年に1回ほど台風被害がありましたが、突風の被害は初めて。突然の出来事で、被災直後は悲惨としか言いようのない状態でした。
園芸施設共済に加入していたことで、市や県の助成金も受けることができました。いちご中心の栽培から、シャインマスカットに挑戦したのは突風被害の後です。共済金と助成金による支援があったおかげで、前を向いて次のステップに進むことができました。
堀井一雄さん

普段から「手間返し」と「園芸施設共済」で備えの意識を

堀井一雄さん いちご1.2ha 伊豆の国市
早い時期から安定的に出荷することを心がけ、親子それぞれ別の品種を栽培し、新規就農者の研修受け入れも行っています。
2019年10月の台風19号は、収穫を始めた直後の台風で、甚大な浸水被害がありました。この時、SNSでつながっている元研修生たちが駆けつけてくれました。お互いを助け合う「手間返し」の精神がこの地域には根付いています。また、園芸施設共済に加入していたことで補償があり、助かりました。
「園芸施設共済」も「手間返し」と同じ相互扶助の仕組みです。このような備えを普段から意識して、安心していちご栽培を続けていきたいと思います。
渡邉泰明さん

万が一のことを考え
園芸施設共済に加入

渡邉泰明さん いちご20a 富士市
園芸施設共済には、万が一のことを考え加入しています。現在のところ、幸いにも共済金を受け取るほどの被害はありません。
ほ場の状況をリアルタイムで確認できる環境制御システムを導入しています。温度や湿度などの計測データや、作業内容を一元管理することで、作業効率向上を図っています。
今後は、さらに機械化に取り組んでいきたいと考えています。
加藤進八さん

2度の台風で実感した
園芸施設共済の重要性

加藤進八さん 小松菜50a 浜松市浜北区
以前は被害がなく、園芸施設共済は入らなくてもいいと思っていましたが、2011年に台風15号が浜松に上陸した時に被害を受けたことをきっかけに加入しました。
その後、2018年の台風24号では、ハウスが倒壊する大被害を受け、共済金が再建の足掛かりとなりました。
現在は、妻とともに出荷の規格に合わず捨てられてしまう小松菜を有効活用した「小松菜カフェ」を作りたいと構想しています。
資材費などが高騰し、農業経営にも少なからず影響が出ていますが、園芸施設共済に助けられた経験から、引き続き加入したいと考えています。今後ますます農家に寄り添った制度となるよう期待しています。
渡邉萬里さん

園芸施設共済と収入保険のセット加入で、リスクに備え

渡邉萬里さん 水稲、梨、花きなど約14ha(うちハウス50a) 富士市
園芸施設共済には2021年4月に加入しました。加入した年の12月に、強風で被覆材や骨材まで壊れる被害があり、共済金のおかげで修繕にかかる費用が軽減できました。
収入保険には、2019年から加入しています。トビイロウンカや、受粉時期の天候不良、大雨による海水逆流など、水稲の被害が続いたことで収入が減少し、保険金等を受け取りました。
園芸施設共済と収入保険、セット加入することで、あらゆるリスクに備えています。
昔からのお客様に愛される農家であるためにも、さらに良いものを作れるよう、心掛けていきます。そして今後、次の世代が農業をやりたくなる環境づくりに努めたいと思います。
大石鈴江さん

農業を続けるために
必要不可欠な存在

大石鈴江さん チンゲンサイ5a 藤枝市
2011年の台風15号では、ハウス1棟が全壊、2棟が半壊となってしまいました。
園芸施設共済に加入していたので、共済金を受け取ることができ、とても助かりました。
2021年4月からハウスの評価額が上がり、さらに補償が充実したので、万が一の時にも安心です。
今後も農業を続けるために、何かがあってからでは遅いと思うので、園芸施設共済は必要不可欠な存在です。
三浦敬夫さん

過去の被害を教訓に、特約を選択しました

三浦敬夫さん アスパラガスほか50a(ハウス8a) 静岡市葵区
2018年の台風24号で、パイプハウスが全損するなどの被害がありました。
この時、施設の再建や補強には共済金や支援金を使いましたが、自己負担額も多額となりました。
この経験から、特約を付けて加入することにしました。
特約を付けることで、古い施設でも厚い補償を受けることができるようになりました。
望月涼一さん

「10割補償」で、より安心を

望月涼一さん ほうれんそう、トマト(ビニールハウス6棟) 静岡市葵区
ビニールハウス6棟で、ほうれんそうとトマトを栽培しています。
ビニールの小さな被害であっても、補修にはそれなりの費用がかかります。
そのため、被害額が1万円を超える被害から補償されることはとても助かります。
2019年の台風でハウスが半壊した際には、共済金や交付金を活用してなんとか再建することができました。
しかし、今後どのような災害が発生するかわからず、その都度交付金が出るとも限りません。
安心して農業を続けていくためにも、「付保割合追加特約」と「復旧費用特約」による10割補償を選択しました。

※住所等は掲載時のものです。