【水稲共済】2022年産から水稲共済が変わります

水稲共済の一筆方式廃止

水稲共済の一筆方式は、2022年産から廃止となります。
一筆方式以外の加入方式か、青色申告者を対象とした収入保険を選択し、加入しましょう。

全相殺方式は白色申告者も加入可能に

水稲共済の全相殺方式は現在、青色申告書またはJA等からの出荷データで収穫量を確認し、共済金を算定しています。
2022年産からは、青色申告書だけでなく、白色申告書でも全相殺方式に加入できるようになります。

一筆単位で全損・半損の場合の特例も

一筆方式以外の水稲共済では、一筆単位の大きな被害で収穫がまったくできない圃場に、全損として基準収穫量の7割の共済金をお支払いする「一筆全損特例」が措置されています。
また、圃場ごとの収穫量が半分以上減収した時に、圃場ごとに基準収穫量の2割の共済金をお支払いする「一筆半損特約」を選択して付加することができます。

経営に適した農業保険の選択を

2020年産では、トビイロウンカなどの被害が発生しました。今後は、病虫害や自然災害だけでなく、新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要減による米価下落など、予期せぬ事態の発生も懸念されます。
2022年産以降の加入方法について、ご自身の経営に適した農業保険をご検討ください。

▼水稲に関するおすすめ加入フローチャート
水稲に関するおすすめ加入フローチャート

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本件に関するお問い合わせ先
NOSAI静岡 業務管理センター 共済制度部 農作物・果樹・畑作物課
TEL:054-251-3511