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2012/01/06

年頭あいさつ 会長理事 柳澤 伯夫



 NOSAI静岡各組合の組合員の皆さま、役職員の皆さま、新年おめでとうございます。
 思えば昨年は大変な年でした。月11日の東日本大震災と大津波、さらに原発の大事故はどれもわが国の歴史に刻まれる未曾有の災害でした。日本国民として多大な犠牲を払った災害だけに、私たちはそこから貴重な教訓を学び取らなければなりません。
 一つは年末の政府の事故調査委が指摘したように、安全と思った瞬間にその外にあることがすべて想定外になって、私たちの注意が行き届かなくなってしまうという人間の思考の習性です。私たちは意識して危険を大きくとって、想定内を多くし、日頃から危険に対する備えを確実にしておくことがいかに必要かを学ばされたのだと思います。
 二つは、災害が発生したとき、いかに被害を小さくするか、です。今回も日頃からの訓練で見事に避難に成功した学童たちの実例が報道され、感心させられました。 私たちのNOSAI事業は、農作物、畜産物・酪農物資を生産する家畜、園芸施設、農機具、建物などを対象にして自然災害の危険から農家経営を守ることを目的としています。それだけに私たちは今回の大災害の教訓を一般の国民以上に学び、それを日頃の事業の推進に活かしていくことを求められていると考えます。
 年末の予算編成では、掛金の国庫負担金は前年同額、事務費負担金は前年比十六億円の減となりました。掛金の国庫負担金が前年同額と言っても来年度は農作物、園芸施設の掛金率改定の年です。私たちの事業推進には実質的には掛金率がどうなるかの方が影響するとも言えます。その影響を防止するためには引受率を高め、共済資源をより一層活用することが求められます。
 役職員一丸となって農家経営の安定化のために、今年もNOSAI事業の推進に励もうではありませんか。