NOSAIの事業

農業経営収入保険制度

新10分で分かる収入保険のポイント

収入保険の事業規程

収入保険実施主体である全国農業共済組合連合会の事業規程を、下記からダウンロードできます。

対象者

青色申告を行っている農業者(個人・法人)を対象とします。
加入申請時に青色申告(簡易な方式を含む)の実績が1年分あれば加入できます。

対象収入

  • 農業者が自ら生産した農産物の販売収入全体を対象とします。(=仕入品は対象外)
  • 基本的に品目による制限はありません。
  • 「所得」ではなく「収入」を対象とします。(=経費は対象外)
  • 農産物の加工品は販売収入に含めません。
    ただし、精米、荒茶など税法上農業所得として取り扱われているものは販売収入に含めます。(下表)

所得税法上農業所得として扱われているものの例

■精米、もち

■荒茶、仕上げ茶(乾燥、選別まで)

■梅干し(白干し)     

 

■畳表

■干し柿

■干しシイタケ

■牛乳など      

  • 在庫も販売収入に含めます。
  • 補助金は販売収入に含めません。ただしコスト割れを補てんする畑作物の直接交付金、甘味資源作物交付金等の数量払いについては、販売収入と一体的に取り扱われているので、販売収入に含めます。収入減少だけでなくコスト増も補てんする肉用牛肥育経営安定特別対策事業(マルキン)等の対象である肉用牛、肉用子牛、肉用豚、鶏卵は、収入保険の対象品目とはしません。

対象要因

自然災害による収入減少だけでなく市場価格の低下など 農業者の経営努力では避けられない収入減少を補償の対象とします。 捨て作りや意図的な安売りは補償対象外とします。

保険期間について

個人は、1月から12月までの1年間
法人は、当該法人の事業年度の1年間

補償内容

●基準収入

補てんの基準となる基準収入は、農業者ごとの過去5年間の平均収入を基本とし、経営規模の拡大や縮小など保険期間の営農計画等も考慮して設定されます。

●補てん方式

保険料が経営の負担にならないようにするため「掛捨ての保険方式」と「掛捨てとならない積立方式」の組み合わせとすることを基本とします。(下図)

●補償限度額・支払率

最高の補償を選択した場合、当年の収入が基準収入の9割水準(補償限度額)を下回った場合に、下回った額の9割(支払率)の補てん金を支払います。
補償割合、積立割合や支払率は複数の割合から農業者が選択できます。(下表)           

           保険方式 で選択できる補償割合と支払率

加入時の青色申告実績

補償割合

支払率

4年分以上ある場合

80 70%、60%、50

90 80%、70%、60%、50

3年分ある場合

78 %、70%、60%、50

2年分ある場合

75 %、70%、60%、50

1年分ある場合

70 %、60%、50

(赤字は最高補償の選択) 

               積立方式で選択できる積立割合と支払率

積立の実施

積立割合

支払率

する、しない

10 %、5

90 80%、70%、60%、50


積立方式に加入するかどうかも選択できます。
積立方式の支払率は、保険方式の支払率以下で選択します。
※5年以上の青色申告実績がある者が、補償限度9割(保険方式+積立方式)を選択した場合

加入・支払等のスケジュール

損害の発生から支払いまでの間の資金繰りに対応するため、使いやすい無利子のつなぎ融資を実施。

類似制度との関係

収入減少を補てんする機能を有する類似制度との関係は、国費の二重助成を避けつつ、農業者がそれぞれの 経営形態に適した制度を利用できるよう選択加入とします。

農業共済(※を除く)

・収入減少影響緩和対策(ナラシ対・策)

・野菜価格安定制度

・加工原料乳生産者経営安定対策

収入保険制度と類似制度どちらかを選択して加入します。

※固定資産の損失を補てんするもの〔家畜共済(搾乳牛、繁殖雌牛等)、園芸施設共済、果樹共済(樹体共済)

ただし、収入減少だけでなくコスト増も補てんする肉用牛肥育経営安定特別対策事業等の対象である肉用牛、肉用子牛、肉用豚、鶏卵については収入保険制度の対象としません。

肉用牛肥育経営安定特別対策事業(牛マルキン)

・養豚経営安定対策事業(豚マルキン)

・肉用子牛生産者補給金制度、肉用牛繁殖経営支援事業

・鶏卵生産者経営安定対策

左記の対象畜産品目と複合経営を行っている場合、他の品目について収入保険制度に加入できます。


※複合経営について、マルキン等の対象畜産物について家畜共済(死廃共済)に加入する場合は、マルキン等の対象畜産物及び関連畜産物(育成牛、子豚、育成豚)以外の他の品目は、収 入保険に加入できる

収入保険を体験しよう!

収入保険制度パンフレットのダウンロード

収入保険に関するQ&A

農林水産省HPより収入保険に関するQ&Aをご覧いただけます。

問合せ窓口及び説明会について

収入保険制度説明会、相談会(定期開催)を行っております。
以下よりご確認ください。